全事業者にHACCPを義務化。GGAPに注目!

厚生労働省の有識者検討会でHACCPの義務化について話し合いが行われてきましたが、全事業者に義務付けることで最終とりまとめが行われました。

その先に何があるかということを、農業サイドでも考えていかなければならないでしょう。

つまり、食品製造過程で国際標準が求められるということは、原材料にも同じように国際標準での管理が求められてくる可能性が高いということです。

食品の製造過程でしっかりと衛生管理が行われていたとしても、原材料の生産過程での管理がしっかりしていなければ、信頼性は確保できません。

現在、日本において国際標準であるのは唯一GGAP(グローバルGAP)だけです。グローバルGAP協議会の理事長として日本農業の発展のため、さらなる普及に努めなければと思う次第です。