頻発!食品の回収

食品・農産物の回収があれば公表が行われます。

毎日多くの事件(?)がありますが、いまだに残留農薬基準値超過が原因で回収が行われているのは残念なことです。

でも、その中身をよく見てみると「おやっ」と思うようなものもあります。

それは、

回収対象の作物と農薬の組み合わせを見たときに、大きな疑念が出てくる事例です。

防除の現場を考えると、①農薬のラベルを見ずに散布、②登録されていない作物に故意に散布、ではないかと思われます。

いずれにしても農薬取締法違反で、罰則がかかります。

また、現場を回っていると、「えっ」と思う農薬の使用が多々あります。

少しでもこのような法令違反を少なくするために作成したのが、「法令違反リスクー農薬編ー」です。

自らのリスク、そして地域としてのリスクを小さくするためにも、一読いただければと思います。

農薬分科会の見かた

3月18日に農薬分科会が開催され、蜜蜂への影響評価や農薬使用者への影響評価などについて審議が行われました。

内容は、新聞や農林水産省のホームページでもご覧になれます。

ただし、実際に参加してみると、なかなか面白い質疑応答が行われています。

内容について、精査されているものと付け焼刃でとりあえず走りながら考えようというものが混ざっているからです。

その中で、気がかりなのは、 

実際の病害虫防除の現場との距離感です。

審議の中でも、防除の実態をご存じの委員から、この「違和感」についての質問がされました。

農林水産省の担当官の答えはすれ違いに近いものでした。

あえてすれ違いの答えをしているのであればまだしも、実態を知らないためにすれ違いの答えになっているとしたら困ったものです。

何が問題なのか?

過剰な規制になっているのではないかということです。

現在でも、「えっ」というような実態があるのに、大丈夫かなという心配をしているのは私だけではないと思います。

現在もそうなのかという疑問のある方には、ぜひ「法令違反リスクー農薬編」をお読みいただければと思います。