じゃがいもで日米衝突

北海道のじゃがいもが台風被害を受けたことで、新たな波紋が広がっています。

日本でポテトチップス用のじゃがいもが不足している今こそ攻め込むチャンスというのが、米国の思惑のようです。

しかし、ここで立ちふさがるのが植物検疫の壁。

国ごとに病害虫の発生は異なるので、未発生の病害虫の侵入を未然に防ぐことは重要な対策です。

日本は、沖縄などで発生していたミバエ類(果樹などの恐ろしい害虫)を根絶した実績を持っていますが、そのために多くの時間、労力、そして予算をつぎ込みました。植物検疫は、そのような苦労を未然に防ぐものです。

農林水産省の奮闘を期待しています。